そんなわけでオヤジ船がいなくなってからというもの、年間乗船回数が飛躍的に伸びた棒かつやまの棒船宿ですが、そこはオヤジと息子が船長で2船でやっているんですが、大船長は結構人の良さそうないい人ですし、息子さんも結構釣らせてくれるので好感が持てるので案外気に入ってるんですが、中乗りがまるでだめです。
今年の初釣りのカワハギの時は一人でカットウ釣りでいっぱいカワハギ釣りまくってました。お客が餌で真剣に釣ってる脇で巨大な青柳の固まりの餌をくっつけてカットウ(引っかけ釣り)されると魚は大きな餌に寄っていくだろうし、根こそぎ引っかけて釣りまくられると気分良くないっていうか、明らかに餌釣りの妨害だろ!と、思った次第です。
さらに今回のマルイカ船でも乗ってたんですが、カワハギ地獄じゃなくってマルイカ地獄とでも言いましょうか。去年ダイワの釣り番組でマルイカの水中映像やってて、イカがスッテに抱きついても釣り人は全く気づいてなく、離れる時にアタリが出るんですよ。なので、基本のマルイカ釣りは、
着低→タタキ(イカに抱かせない)→ポーズ(抱く機会を与える)→あわせ
なんですが、中乗りが以前、タタキやってる人に釣り勝ったとかで、タタキは意味がないと言いまくって非常にやりにくい。いちいち他人の釣り方に口だしすんなっつーの!まぁ、そーいう体験をしたって事を語ってくれる事は別にいっこうにかまわんのだがとにかくしつこい。んでタタキで釣ってる人をちょっと小馬鹿にしてるフシさえある。
あんな中乗りマジいらねぇ。せっかく船長はいい人なのに激しく残念です。
ちょっと話が飛びますが、この船宿、鯛シーズンとカワハギシーズンが重なると助っ人船が来るんですが、その助っ人船の船長が結構なおじいちゃんでしかもいつも鼻水が口まで垂れてるんですが、普通、ポイント移動する時はスピーカで「ハイ上げて」とか言うんですがこのおじぃちゃん、笛吹くんですよ。しかもかすれたような弱々しい音で。それがちょっと笑っちゃうんでオレらの中では「笛おじさん」と呼んでいたんですが、どうやらお亡くなりになったそうです。ご冥福をお祈りします。
で、その事が船宿のHPに載ってたんですが、狙って書いたのか単なる間違いなのか本当にそうなのかは分からないんですが不謹慎ながら不覚にも笑ってしまった。
「まだまだ忘れられない こい人でした」
こい人って・・・