まずは市内観光 2001/09/07→2001/09/07

そんなわけで本日はいよいよ釣り場へ向けて出発だ。が、しかし、なんと!釣り場ま
で車で片道6時間くらいかかるらしい。それって関東から地方へ遠征行くくらい時間
かかるやんけ!さらに日本と違って高速道路が有るわけではない。全て下道しかも道
路標識は全てタイ語。迷って誰かに道聞こうにも言葉が全く通じない。そんなわけで
運転手兼ガイド役を雇ったわけだ。こっちは物価が安いからかなり格安でお願い出来
た。これもみんな山田さんのおかげなんだけどね。

で、その運転手がホテルに迎えに来るのは午後2時なんでそれまで市内観光する事に
なった。とは言ってもみんな始めてのバンコク。地理もなにもチンプンカンプン。っ
つー事で山田さんの奥様にガイドをお願いしてしまいました。

とりあえず、ホテルのレストランでバイキングの朝食を取ってから、ロビーで山田夫
人と待ち合わせしてLET’Sバンコク観光。とはいうものの、みんな観光しに来たわけ
でもないんで寺院なんてあんまり見たくないしなーっつーことで熱帯魚屋なーい?っ
てやっぱ魚なのね。で、聞く所によると、とある駅前で巨大な週末マーケットが毎週
開かれるらしくって、そこは何でもかんでも売っててペットショップがかなり巨大な
規模で出店するらしい。ただ、本日は木曜日。週末前なんでやっているかどうか。で
も買えないにしても準備中で生き物は見れるだろうって事で行ってみる事にした。ホ
テル前の駅から電車に乗って数十分。目的地へ到着。思った通り、半分以上の店が閉
まってたけど、開店準備してる店とかも結構有って、かなり見れた。で、熱帯魚屋だ
けでもかなりの数が有って、意外におもしろかったな。雷魚だけでも数種類有った
し、オレらが釣る予定の雷魚もいたしね。

とまー市内観光って言っても結局ここくらいっきゃ見なかったな。あとは市内のデ
パートへ行った。本屋へ行ってタイの魚図鑑でも買おうかと。ってやっぱここでも魚
だったりする。ちなみに余談だけども前知識ほとんど無しで今回タイへ来たわけだけ
ども、バンコクはかなり都会。電車も日本で言うイオカードみたいな方式だし、電車
の中では女子高生らしきおねぇちゃんが携帯で電話しまくってるし、この時行ったデ
パートにはインターネットカフェが有ったし、本屋には「出来るOFFICE2000」のタイ
語版みたいのが売ってるし。イメージと全然違ったよ。

そんなわけで観光終了後ホテルの近くで昼飯。しかも名前が「らーめん亭」実はわし
は密かに本場のタイ料理を楽しみにしてたんだけども、昨日の晩は日本風居酒屋。朝
は洋食バイキング。そして昼にはラーメンでちょっと不満だったんだけども、実はこ
の後、イヤってほどかなり強烈なタイ料理を喰わされ続ける事になるのだ。今考えた
ら昨晩の居酒屋も今回のラーメンも現地に住んでいる山田夫婦の心遣いだったんだよ
ね。なんだかんだ言っても日本料理が一番美味しいもんね。

で、飯喰った後に隣のスーパーマーケットをぷらっと見学。一見日本のスーパーと対
して変わらないんだけどもよくよく見ると売ってる物がかなり違って結構面白い。
で、鮮魚売場行ったら有りました。雷魚の開き。しかもちゃんとパックに入って。
どーやらこっちで雷魚は日本のサンマみたいな感覚で食されてるらしい。しかも雷魚
の隣にはバラマンディーも売ってたりして。





スーパーで見かけた雷魚の開き。タイでは一般的な魚で日本でいうさんまみたいなものらしい。ホテル近くの屋台でも雷魚の姿焼き売ってたし。さすがに食う気にはならなかったけどね。おいしいんだろうか?



雷魚の隣に売ってたバラマンディー。日本でいう赤目ですか?こっちでは汽水域ででっかいのが釣れるらしい。次回タイに来た時は日程的に余裕があればチャレンジしてみたいね。


さて。おなかもいっぱいになった事だし、タイ人の食生活も垣間見たし、出発時間も
近づいて来たんでそろそろホテルへ戻りますか。

そして出発



ホテル前にあった謎の仏像。タイではどこでもこーいうのが有るらしい。なんか異国情緒あふれててあー思えば遠くへ来たもんだって感じでしょうか?



今回の遠征車のハイエース。バックに写ってるのがバンコクでの宿。

そんなわけで午後2時。ガイド兼運転手役のワラポン君(28才)がハイエースに
乗ってホテルに到着。釣り場へ向けてレッツラゴー。今回のガイド役のワラポン君はタ
イ語は当然しゃべれるんだけども、他に英語を少々しゃべれるらしいんで、タイ語が
しゃべれる山田さんと、英語がしゃべれる石丸さんがもっぱら通訳。オレとコウモン
様は語学力ゼロなんでもー2人に頼りっぱなし。で、道中ワラポン君に釣り場の状況を
聞いた所、メインターゲットのレッドスネークヘッドは現地語で「プラシャドゥー」
と呼ぶらしい。現在確認されているので最大のは13KGくらいらしい。これだけの重さ
が有ればおそらくメーターは行くだろうとの事。で、今の時期は数は出ないが大物が
釣れるシーズンだとか。しかし残念ながら今の時期は雨季により満水状態でカバーは
無いとの事。乾季になれば水量が激減してカバーも現れ、サイズを選ばなければ比較
的釣りやすいとか。さらにルアーで釣れる他の魚は「プラカスー」っていう、鯉ちっくな
魚。実は密かに釣りたいと思っていたナイフフィッシュは餌じゃないと釣れないらし
い。残念。ちなみに移動中にカバービッシリのクリークや野池が結構有った。今回は
日程上そーいう所での釣りは出来なかったけど、次回来た時は是非攻めてみたいもの



やっと食えた本場のトムヤンクン。山田さんに「味はどう?」って聞かれてとりあえず「おいしい」って答えたんだけども、実はまずくて耐えられなかった。山田さん、ウソついてごめんなさい。



追加で魚料理頼んだらこんな謎の魚が来た。なんて魚なんだろう?ちゅーか、これもなんかドロ臭くって今一だった。

到着
さて。なんだかんだ言って約7時間くらいかかってやっとこさ釣り場に到着。荷物を
持っていざ宿へ。っておい!なんか水辺へ案内されるぞ。これはもしかして???い
やな予感的中。そう、宿は水の上。なんか、イカダみたいのの上に屋根がついたよう
な建物。しかも吹き抜け。マジ!大丈夫かよ?へんな虫にさされないだろーなー?な
どとのオレの心配をよそにコウモン様なんて「サバイバルでいいねー!」って大喜
び。さすがアウトドア好きだがね。でもまーいまさらどーしようもないっていうか、
観念して宴会スタート。蚊取り線香炊きまくって。したらいきなりその水上コテージ
が動き出した。マジ?なんか船で引っ張ってるらしい。んで、沖の杭に縛り付けてそ
の船は去って行った。んーまさにサヴァイヴァーだ。

聞く所によるよ明日の朝に現地ガイド役の人がエンジン艇で迎えに来るらしい。
そんなわけで、本日は翌日のタックルの用意をしながらみんなでお酒飲んでワイワイ
やったあと、湖上にぽつんと浮かんだ吹き抜けの水上コテージで眠るのであった。




これが例の水上コテージ?ごらんの通り吹き抜けで朝はすんげー寒かった。しかもスコールが来ると雨入ってくるし。ちなみに当然シャワーは有りません。



酒宴中、天井に現れたヤモリ。たまに鳴いたりして意外と可愛い。でも朝床見たらこいつのうんこだらけだった。口空けて寝る人は要注意。



タックル準備してる様子。みんなそれぞれ思い思いのルアーをセットして、そのまま外でスイムテストしたり。こんな感じで夜は更けて行くのであった
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